【発達グレー児】小学校入学前の準備で大切なポイントとは

ジュラ美
ジュラ美

こんにちは!ADHD傾向のある長男を育てているママ・ジュラ美です

お子さんが年長になると、ラン活とともに、就学準備が始まりますよね。

我が家では発達に遅れのある長男を育てており、3歳の頃から療育と幼稚園を併用しながら成長を重ね、無事公立小学校へ入学することができました。

年長児の頃は特に就学先について夫婦でかな~り悩みましたが、最終的に通常級(通級利用)という形で進路が決まってホッとしています。

そんな我が家が1年間の就学準備を経て、感じた大切なポイントについてお話したいと思います!

我が子の特性については、以下の記事をご参照ください♡

子どもが通っている園や療育、医療機関などと連携を図ろう

お家でのお子さんの様子を把握することも大切ですが、小学校は集団での生活となります。

なので今通っている園や療育の先生に、日頃のお子さんの集団での様子をしっかり聞いておくことも大事だと感じました。

わたし自身も、教育委員会が主催する説明会や相談会については、子どもが通っている園や療育の先生から勧めていただいたので、お子さんの発達で不安なことがある場合には早めに身近な先生に相談することがお勧めです。

ジュラ美
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園の送迎時には積極的に子どもの様子を聞いたり、希望面談には必ず参加するようにしていました♡

そして進路を決める上で、医療機関の専門的な意見も大切だと知りました。

発達の特性や、知的の遅れがあるかないかなどの客観的な意見が必要となることがあるので、わたしたちは医療機関に予約をとり、診察や発達検査によって子どもの特性をより深めていったのです。

ただ発達専門の診察は数ヶ月待ちが多い為、早めに動き出して予約することが大事だと感じました。

ジュラ美
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わたしが医療機関に初めて予約した際も、診察は3か月待ちでした(泣)

「診断名が出るのがこわい、受け入れる自信ないな…」と思う気持ちも分かります。

でも第3者から見た客観的・専門的な意見は、とても貴重だと感じました。

入学までの見通しを持つことで、子どもの心の安定剤に♡

我が子を見ていて思うのは、環境の変化に弱いということ。

発達障害の特性とも言われていますが、我が子は学年が変わる4月が特に不安定になっていました。

クラスのお友だちはそのまま繰り上がりで変わらないけど、教室が変わっただけで戸惑ってしまい、慣れるまでが本人も苦しかったと思います。

ジュラ美
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学年が上がるだけで混乱するのに、幼稚園から学校へ変わるとなったら大人で言うと海外へ引っ越しレベルかな(汗)

そして、先の予定まで把握することが苦手だということも不安要素としてありました。

「1年後には小学生だよー」「次は小学生だね」なんて口で言われても、何のこっちゃで理解出来ていません。

このまま小学校へ上がったら本人が辛くなるだけだと思い、いくつか実践したことがあります。

年長に入ってから実践したこと
  • カレンダーを子どもが見える位置に置いて、先の予定を視覚で伝える
  • 小学校とはどういう所なのかを、絵本で読み聞かせすることでイメージさせる
  • 実際に通うことになる小学校を見せて「次はここに行くんだよ」と視覚+言葉で伝える

発達に遅れがある子に多いのは「視覚優位」という特徴があることです。我が子も目から入る情報はスムーズに受け入れることが出来たので、カレンダーや絵本、実際に行く学校を視覚を利用して見せることで少しずつイメージを具体化していったのかもしれません。

特に小学校の生活をイメージさせる為に活用したのが絵本でした。

参考にした本
  • しょうがっこうがだいすき
  • 1ねん1くみの1にち


ただ3つ目の小学校を実際に見せるという点では、年長の秋と少し遅めになってしまいました。

特性によって入れるクラスが決まっていることもあり、もしかしたら校区の学校に通えないという事態が起きるかもしれなかったのです!

ジュラ美
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通う学校が決まっていない段階で伝えるのは、子どもが更に混乱し戸惑ってしまう為、確実に決まっている場合の方が良いかもしれません。

しかし校区の学校に行くことが決まってからは、自信を持って「この学校に行くんだよ」と何度も伝えたり、同じ小学校に通う上級生たちと道ですれ違う際には「同じ小学校に通うお兄ちゃん、お姉ちゃんだね」と少しでもイメージが出来るように伝えていました。

すると本人も小学校そのものや小学校に通う上級生の子に興味を持ち、話題に上がることも増えていったので嬉しかったです。

早めの行動がカギ!出来るだけ多く情報収集をしてママ自身の不安を取り除こう

就学準備をしていく中で大切なのは、あらかじめ年間の動きを把握した上で通っている園や療育、医療機関などの先生と連携を取り合うことだと感じました。

また子どもの特性や進路にゆっくり向き合う時間を作ることが出来ると、母子ともに不安な気持ちが少しでも減ると思います。

今回はわたしたちの地域の例でお話しましたが、地域や自治体によって時期や内容が異なることがあるので、お子さんの発達で気になることがある場合には、早めに今住んでいる地域の自治体や通っている園にお問い合わせをすることがお勧めですね。

最終的に、皆さんにとって納得のいく進路が決まることを願っています。

ジュラ美
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教育相談会や学校見学、就学時健康診断当日の様子は、また他の記事にて詳しく記載したいと思います♡

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