皆さんこんにちは、公立小学校(通常級)に通う小1男児のママ・ジュラ美です!
我が子は発達に遅れがあり、年長児の頃は特に就学先について夫婦で悩みましたが、無事進路を決めることができてホッとしています。
我が家のケースでは、希望していた情緒支援級というものが校区の学校に設置されておらず、校区外の学校へ通う可能性もありましたが、結果的に校区内の通常級に通うことが決まりました。
また週に1回、1時間ほど通級指導教室も利用していますよ。
今となって思うのは、就学についての情報収集を早めにすることで母子ともに不安の軽減に繋がるということが大切だということ。
今回の記事では、発達に遅れのある子どもの就学までの流れについてお話したいと思います!
我が子の特性については、以下の記事をご参照ください♡
わたしたちの地域では、年長児の6月頃から本格的に就学準備が始まりました。
以下が発達に遅れのある年長児の、4月から入学までの流れを示した年間スケジュールになります。
教育委員会や学校との連携 | わたしたちの動き | |
---|---|---|
4月 | 年長に進級 | |
5月 | 幼稚園面談 | |
6月 | 特別支援教育についての説明会 | |
7月 | 第1回教育相談会 | 幼稚園面談 |
8月 | 医療機関にて発達検査 | |
9月 | 学校見学(希望者) | 発達検査の結果を聞きに行く |
10月 | 第2回教育相談会 | 就学時健康診断(全年長児対象) |
11月 | 教育委員会の審議(就学に関わる判定) | 判定を受けて申請書を提出 幼稚園面談 |
12月 | 入学説明会(全年長児対象) | |
1月 | 就学場所決定 | |
2月 | ||
3月 | ||
4月 | 入学式事前下見 | 小学校入学 |
最初に上記のような年間のスケジュールを知ることが出来たのは、この『特別支援教育についての説明会』に参加したことがきっかけです。
こちらの説明会は市の教育委員会が主催しており、お子さん1人1人の障がいの状態や特性、発達段階に応じてきめ細やかな教育が受けられることや、小学校の支援内容・クラスについての話を詳しく聞くことが出来ました。
- 1年間の流れを把握することで、子どもの進路にゆっくりと向き合うゆとりが出来る
- 通常クラス以外に、支援の必要な子が入れるクラスの種類を知ることが出来る
- 子どもの特性に対して、どのクラスが適しているのか(該当するのか)知ることが出来る
説明会の中で不安や不明な点は、その場で質問することが出来たので少し気が楽になりましたよ!
ただ発達の特性によってクラスが分けられており、この辺りは少し複雑で分かりにくかったので、また別記事にて詳しく紹介したいと思います。
わたしたちの地域では、夏と秋の2回のタイミングで教育相談会というものがあり、小学校の特別支援に携わっている先生に、子どもの進路について直接相談することが出来ました。
「子どもにこんな特性や発達のつまづきがあるけど、どのクラスが合うのか分からない…」と悩んでいるママさんも、この機会に直接相談することが出来るので、是非検討してみてくださいね。
説明会で通常クラス以外にいくつか支援に手厚いクラスがあると分かっても、いざ我が子の入学後のイメージをするのは難しいと感じました。
そこで有難かったのが学校へ行って、実際にクラスを見学させていただいたことです。
我が子は、知的の遅れはないが発達につまづきのある子の支援が受けられる『情緒支援級』と、通常級に入りながら週に1回ほど別クラスで支援が受けられる『通級指導教室』を検討していたのですが、校区の学校に『情緒支援級』というクラスがなく、他校での見学となりました。
ただコロナの影響で、通級指導教室や通常級の見学をすることは出来ませんでした(泣)
支援級の見学のみではありましたが、実際に教室の雰囲気や様子、授業風景を見ることが出来たので「我が子が実際にこのクラスに入ったら…」というイメージが湧きやすかったです。
お子さんの進路で迷われているママには学校見学がとてもお勧めなので、是非検討してみてください。
支援が必要かそうでないかに関わらず、入学を控えた年長児の子どもたちは、事前に入学予定の学校へ行くことがあります。これが就学時健康診断!
4月から同じ学年の子どもたちが一度に集まる最初の機会であり、親であるわたしでさえ緊張するのに子どもは大丈夫だろうかと不安でした。
我が子にも事前に、小学校へ行ってどんなことをするのかを伝えていましたが、見通しが持てず当日は常にそわそわと落ち着きがない様子だったことを覚えています。
しかし教育相談会であらかじめ、我が子の特性を説明したり、就学時健康診断に参加する上で不安なことを伝えていたので、何か困ったことがあっても助けていただけるという安心感がありました。
- 入学説明会についての簡単な説明
- 聴力・視力検査
- 簡易知能検査
入学式はいつもと違う服装に身をまとい、慣れない場所や知らないお友だち、先生たちがいる雰囲気の中で参加しなければなりません。
しかし支援が必要な子どもたちやママの為に、入学式前日には、入学式当日の流れを事前にシミュレーションしてくれるサポートがありました。
実際に入学式の会場に椅子が並べられた状態で、当日に座る位置を教えてくださったので、それだけで本人も不安が少し和らいだのではないかと感じています。
新しい場所や環境の変化に弱い発達に遅れのある子どもたちやママにとって、このサポートは本当に有難かったです!
就学準備をしていく中で大切なのは、あらかじめ年間の動きを把握した上で通っている園や療育、医療機関などの先生と連携を取り合うことだと感じました。
今回はわたしたちの地域の例でお話しましたが、地域や自治体によって時期や内容が異なることがあるので、お子さんの発達で気になることがある場合には、早めに今住んでいる地域の自治体や通っている園にお問い合わせをすることがお勧めですね。
最終的に、皆さんにとって納得のいく進路が決まることを願っています。
教育相談会や学校見学、就学時健康診断当日の様子は、また他の記事にて詳しく記載したいと思います♡